バランスを覚えよう

大きな木製の天秤が水平になるように重りをのせる実験です。
一方にのっている重りより少ない数の重りを反対側にのせる場合、中心からの距離が次の3つの内どこにのせれば良いでしょうか?

 1.近い  2.遠い  3.同じ

こどもたちが、実際に試行錯誤しながら水平になる場所を探していきます。水平になった場所と置いた重りの数を箱に入れて記憶※します。一方にのせる重りの数を2パターンで行った後、3パターン目は、棚のように並べられた箱(前の2パターンで入っている箱の中の重りの数)を見て、中心からの距離が近い遠い同じ場合で各々何個の重りを入れれば良いか予測します。※

モーメントのつり合いを題材とした距離と重さと数の関係についての認知を促します。

モーメントのつり合いは、小学校での「てこ」中学校での「力のつり合い」からつながる高校物理となっています。
幼児期で楽しく実験しておくことでスムーズに理解できることに繋がります。

※この作業は小脳演算モデル(AIに関係するニューラルネットワークの一種)の適用学習を応用しています