つるつるとざらざら

つるつるしたものとざらざらしたものの違いを比べる実験です。
導入として、3種類のクッション付の木片を滑らせて遊びます。気づいたことを言葉にします。
次に、先端が交換できるクレーン装置を使って円柱(塩ビ管)をつかんで運ぶことに挑戦します。先端にどのクッションの木片を付けた時が、つかみやすい(にくい)か体験を通して理解します。
そして、金属ブロックを滑車につけて、クッション付木片を滑らせます。クッション付木片の上に何個金属ブロックをのせると動かなくなるか予想して確認します。これは、滑車の先にある金属ブロックの何倍の重さをかけると動かないか(静摩擦)の確認になります。
最後は、調整式の傾斜台に日用品を2つのせてどちらが先に滑り落ちるか比べます。日用品の表面をよく観察しながら、その理由を考えたり、前述の実験を踏まえて考えられるように促します。
こどもたちの各々の気づきをくみとって、意見が出やすいように配慮します。